令和 5年 第3回定例会 9月議会

代表質問

質問日:令和5年9月12日
質問者:まさき 克幸

1 令和4年度明石市決算について

⑴ 経常収支比率の数値について
(要旨)家庭において、給料から毎日の生活費をどれくらい使うのか。
これを行政では経常収支比率という数値で表します。この収支比率をどれくらいが適正な数値と考えるのか。また、現状はどのような認識なのか。市の見解を問います。
⑵ 経常収支比率の改善について
(要旨)経常収支比率が高ければ、家庭で言えば貯金を切り崩して電気代を支払うという状況に近づいてきているということです。平均値より高い収支比率を改善するためには、どのような改善方法があるのか。市の見解を問います。
⑶ 大型設備投資を控えている現況について
(要旨)先送りにされてきた大型設備投資や、これまでにない新たな政策に取り組むためには、さらなる財源を必要としますが、市債を発行して資金調達を行う上で、さらに収支比率の悪化が見込まれます。このような状況の打開について、市の見解を問います。

2 明石市の危機管理体制について

⑴ 明石市職員の危機管理体制について
(要旨)不測の事態に備えるための危機管理体制及び非常時優先業務について、市の見解を問います。
⑵ 明石市長の危機管理意識について
(要旨)不測の事態に備えるための、行政トップである市長の危機管理意識について、市長の見解を問います。

まさき 克幸


一般質問

質問日:令和5年9月12日
質問者:上田 まさひこ

1 明石市新ごみ処理施設整備について

⑴ 事業費削減について
(要旨)平成11年の供用開始より25年目を迎えている明石クリーンセンターの経年劣化により、新施設への建て替え計画が進んでいる。イニシャルコストが418億円、ランニングコストが20年
間で約256億円と莫大な試算がされている現状の中、事業費削減のために今後どのような取組を考えているか。
⑵ 活用方法について
(要旨)新ごみ処理施設整備基本計画において、余剰電力・余熱活用機能、環境学習・啓発機能などを設ける方針としているが、どのように検討しているか。
⑶ 供用開始までの市民への啓発について
(要旨)令和12年度供用開始をめどとしているが、それまでにごみ減量についてのロードマップは考えているか。また、どのようにSDGsと関連づけているか。
⑷ ごみ袋有料化について
(要旨)ごみ袋が有料化されている自治体もあるが、本市において検討しているか。

2 「コミュニティバス」市内東部エリアへの延伸について

⑴ コミュニティバスの今後について
(要旨)本来は、コミュニティバスは従来の交通でカバーしきれていないニーズに合わせてルートを設定していく事業である。①利便性の向上②福祉③地域活性化の観点から、どのような考えであるか。そして、今後の対応について見解を聞きたい。
⑵ 「コミュニティバス」市内東部エリアへの延伸について
(要旨)高齢者が多く住む地域、特に市内東部エリアへの延伸をどのように考えているか。
⑶ コミュニティバス以外の方法について
(要旨)コミュニティバス以外の方法(デマンド型交通・ライドシェア型等)の検討はされているのか。

3 あかし保健所所管の問題について

⑴ 集合住宅における受動喫煙について
(要旨)2020年に改正健康増進法が施行され、町なか等での受動喫煙対策はかなり進んできているように思えるが、本市における集合住宅での受動喫煙対策について、見解と今後の方針をお聞きしたい。
⑵ 実態調査について
(要旨)今までに集合住宅における受動喫煙に関しての実態調査は実施されたことがあるのか。もし、ないのであれば、今後の実施の可能性について見解をお聞きしたい。
⑶ ひきこもり対策について
(要旨)厚生労働省が今年度中に、ひきこもりについて全自治体を対象に実態調査を実施する旨の報道があった。その中でも8050問題が喫緊の課題であると認識しているが、対策をお聞きしたい。
⑷ プラットフォームづくりについて
(要旨)ワンストップでできる伴走型令和版プラットフォーム(明石モデル)なるものや、生きづらさを感じている方々を対象に、居場所づくりや拠点づくり等は検討できないか。

4 今後の本市の観光について

⑴ 大阪・関西万博への参画について
(要旨)今後の本市へのインバウンドも含めた観光客流入増を見据え、その起爆剤とするべく、万博開催まで600日を切ったこの段階で本市としての具体的な取組が見えてきていないが、見解をお聞きしたい。
⑵ ひょうごフィールドパビリオンについて
(要旨)「ひょうごフィールドパビリオン」SDGs体験型地域プログラムへの参加について、県内他自治体は参加表明をしているが、本市の考えをお聞きしたい。

上田 まさひこ


質問日:令和5年9月13日
質問者:たかお 秀彰

1 新庁舎について

⑴ 市町村役場機能緊急保全事業に対する交付税措置について
(要旨)2017年に新庁舎建設基本構想を策定し、その後、様々な過程を経て、現在、実施設計の段階に来ていますが、起債対象経費の交付税措置については、予定されているとおり問題なく受けることができるのか、お答えください。
⑵ 新庁舎整備に関するアンケート調査、市民ワークショップでの意見反映について
(要旨)市民の皆様からの意見をどの程度建設に反映されるのか。基本設計時点の概算工事費が139億円となっていましたが、変更はないのか。また、市民意見を建設に反映した場合、工事費に影響を与えるのか、お答えください。

2 不妊治療について

⑴ 不妊治療での保険外診療に対する助成について
(要旨)2022年4月から不妊治療が保険適用となり、これまで経済的な理由で不妊治療を諦めていた人も幅広い治療を選択しやすくなり、これまで自由診療扱いで全て実費だった検査や治療は、年齢などの条件に合致すれば3割負担となりました。しかし、不妊の原因によっては保険適用外の診療を選択せざるを得ない人も少なくはなく、検査の内容により保険対象となるものや、検査の目的によっては自由診療(全額負担)となるなど、まだまだ不妊治療の経済的ハードルが高いようです。助成金も選択できるような形になればというような声もある中、課題を感じて動き出している自治体もあります。福島県では、保険外診療に対して最大30
万円の独自の助成金を始めたと聞きます。少子化対策としての先進的な取組について、本市の見解を問います。

たかお 秀彰


質問日:令和5年9月14日
質問者:中村 しげお

1 市政運営及び人事行政について

⑴ 本市の現状について
(要旨)平成27年3月策定の本市財政健全化推進計画において、職員数の削減目標が示されているが、全市民が快適で安心な日常生活を送れるよう、あらゆる面でのサポートを行うのが行政職員の役割である。本市の現状をお聞かせください。
⑵ 各局における体制について
(要旨)行政が市民サービスを行う上で、「職員配置の基本は業務量に応じた適正な配置、適材適所の配置の2点である」と回答されているが、的確に実行されているのか。
中核市となり人口も業務量も増え、市民サービスの低下を招くような職員体制になってはいないか、本市の現状をお聞かせください。
⑶ 繁忙期における取組について
(要旨)新型コロナウイルス発生時には、市民の皆様へワクチン接種を推奨し、感染への不安や混乱が発生せぬよう、他職場より一時的に職員を事務従事者として配置し業務を行ってきた。繁忙期における取組について、現状をお聞かせください。

2 あかし動物センターについて

⑴ 人と動物が共生する社会について
(要旨)平成30年の中核市移行に伴い、県から動物愛護管理業務が移譲され、あかし動物センターが設置されました。その後5年が経過しておりますが、市民からはあかし動物センターのことを知らないという声も耳にします。そこで、これまでの動物センターの取組状況や現状の課題について、また、今後の展開をお聞かせください。
⑵ 明石まちねこプロジェクトについて
(要旨)飼い主のいない猫によるトラブル解決に向けた取組として、明石まちねこプロジェクトを行い、今年で3年目になると聞いています。現在のプロジェクトの取組と今後の展開についてお聞かせください。
⑶ ボランティアの支援について
(要旨)人にも動物にもやさしいまち明石を目指すためには、動物に起因する問題を未然に防ぐなど、ボランティアの協力は重要と考えます。また、ボランティアは熱意を持って活動をされておられる中、その経費がかかるため、今後の活動を継続することが簡単ではないと考えます。そこで、行政からボランティアに協力を依頼する場合などは、最低限交通費の支援は必要と考えますが、本市の考えをお聞かせください。

3 大久保駅周辺市有地について

⑴ 大久保地域のまちづくりについて
(要旨)中部地区保健福祉センター用地・大久保市民センター・JR大久保駅南ロータリー・JT跡地公共公益施設用地を利活用し良好なまちづくりを行うことが大久保地域のさらなる活性化につながる大きな取組であると考える。
大久保地域の良好なまちづくりを行うためには、これらの駅周辺市有地にどんな機能が必要と考え、利活用に向けてどのように取り組まなければならないと思われるのか、本市の考えをお聞かせください。
⑵ 市有地利活用財源や全体構想について
(要旨)まちづくりにおいて、人が集まり活用できる居場所や施設は必要であり、市民が利用しながらまちがさらなる発展へと進まなければならないと考えます。
市有地を利活用するには、本市の財政面も大きな課題と思われますが、事業費の財源はどのように考えているのか。また、駅周辺市有地を含む都市機能誘導区域の役割を踏まえ、駅周辺市有地全体でどのような構想をつくるのか、本市の考えをお聞かせください。

中村 しげお